「えど家」さんは創業60年。アドイシグロと同じ東鶴賀町に店を構え、地元の人から長く愛され続けてきたごはん処。2代目のご両親をずっと支えてきた3代目章宏さんが今回の主人公です。長い年月「ごはん処 えど家」さんの愛され続けた味と、お客さんの憩いの場をつくり上げて来たご両親への尊敬と感謝を込めてそれらを引継ぎながらも、自身で研究を重ねている中華そば一本のお店に変えると決断。そんな3代目の新たなる挑戦の場「中華そば えど家」さんが、街で耀き始めるまでの物語です。(拍手!)

まずは、ご近所ということもあり懐かしい中華そばやカツ丼を食べながら3代目の熱き想いを皆で聴きに行きました。3代目章宏さん曰く、「たまに食べたくなるんだよね!」「昔ながらの味を変えないでくださいね。」常連さんからのそんな声が多い。カツ丼やカレーなど「えど家」の数あるメニューの中でも一番人気なのが中華そば。あっさりとした中にコクがあるスープと、それに合う縮れ麺、懐かしくて優しい味。そんな中華そばを55年変わらず作り続けてきた。えど家の中華そばを愛してくれるお客さんのために、この味を変えずにいく。それに加えて新しい中華そばのメニューも期間限定で出していきたい。

〜 その1 超重要!現場打ち合わせ 〜

既存看板やお店の各部分を見ながら、3代目の熱い想いをどう形にしていくか現場で打合せです。
3代目店主が一人で切り盛りするための構想を聴き、店内のリノベーション案も検討していきました。
看板もリノベも現場調査はとても大事なのです。

〜 その2 アイデアをドンドン出し合う 〜

お食事処から中華そば専門店へのイメージチェンジとともに、お客さんの動線を考えたレイアウトや、懐かしの味を演出する建具の素材感など、提案ポイント毎にTEAMアドイシグロ皆で各々の視点からアイデアを出し合い、施工方法へ落とし込んでいきました。

〜 その3 イメージを絞り込んでいく 〜

サインのラフデザインを数種類つくり雰囲気のすり合わせからスタート。
初期案では活気と食欲をそそる赤系のサインやレトロを演出する茶色ベースの案も有力でしたが、中華そばらしさや内装外装との調和や夜の景観も考えデザインを絞り込んでいきました。3代目も納得のデザインが出来上がりました。

まちに映えるサインの完成!

白ベースにすることで視認性がよく、中華そば専門店らしい清潔感あるデザインとなりました。
白地の電照看板は、夜もきれいに目を引き、東鶴賀町を優しく照らし出しています。

新しさと懐かしさを感じる店内リノベ

中華そば専門店へのリニューアルのため、広い店内に間仕切りを作成しました。ダークブラウンと白のコントラストを出すことで、すっきりとした和モダンな雰囲気も。手をかけて作ったオリジナルの建具の存在感で新しさと懐かしさも演出。

シャッターに映えるロゴマーク

オリジナルのえど家ロゴマークを、黒いシャッターに映えるデザインにアレンジしました。
“麺の湯切り”と“のどごし”を想起させるイメージへ!動きのあるシルエットで、シャッターも中華そばの美味しさを伝えるサインへと大変身です。

ご紹介させて頂いたお客様

「えど家」様
長野市東鶴賀で変わらない味を守り続ける中華そば屋さん。
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