【レポート】ついに、天井画を描く!?ワークショップ「天地創造」@204号室
こんにちは!アドイシグロ〝ものづくりビル管理人〟の神田です。
1月23日 アートなリノベルーム第2室目を始動させるべく、アドイシグロ「図工の学校」特別企画 天井画を描くワークショップを開催しました!
今回の部屋は弊社が誇る看板職人、巨匠こと古川画伯デザインによる天井画からスタートです。
まずは巨匠のデザイン案を拝見。正倉院御物を引用したとか…凡人には理解が難しいラフさ加減ですが、ミニチュア版で完成イメージをサラサラと書いてもらうとナルホド!イイ感じかも?
巨匠はワークショップ前日までに準備を進めていました。
①原稿準備 まず、デザイン画を実際の大きさまで拡大して原寸原稿を作ります。少し前まで大きな看板を製作する際に行なっていた手法です。原稿を裏返してコンテで裏打ちをしておきます。
②原稿転写 描きたい場所に描きたい大きさで仮に置いてみて配置を決定です。配置が決まったらひたすらブラシでゴシゴシ!ゴシゴシ!コンテの裏打ちを天井面に写します。これがかなりの重労働で翌日は腕が挙げられなくなりました(泣き)。これもかつて看板の現場で行なっていました。
オッ?どうやら写せた様子。
いよいよワークショップ当日、参加者さん用に残しておいた原寸原稿もブラシでゴシゴシ!ゴシゴシ!バッチリ転写完了です。
まずはお手本。巨匠の華麗なる筆さばきを拝見。写したコンテの線をシルバーのペンキでなぞり、そのあと中を塗り込んでいきます。見てるととても簡単そう???
やはり職人技!簡単ではありません。巨匠から厳しい指導(?)が↓↓↓
地球の重力に逆らっての作業。天からペンキが降ってきます。なので巨匠以外は完全防御装備…恐ろしい実験工場の作業員のようですが、ご了承ください。
それぞれが思い思いの場所でお気に入りの絵柄の塗り込みを始めました。
ものづくりビル管理人は何を創造しているのか?―サボっていないで製作作業を続けて下さい!
そうこうするうちに作業開始から2時間、いよいよ完成間近です。
巨匠古川画伯も作品の出来栄えにご満悦の様子、満面の笑みを浮かべて参加者と記念撮影!
その作品はこちら――ジャ~ン!
シルバーで描かれた天井絵――仰ぎ見る位置によって窓からの光の角度で様々な表情が見られます。
写真ではなかなか上手く伝わっていないと思います。是非現地で体感してみて下さい。
(文/ものづくりビル管理人 神田)