ものづくりビル管理人のこだわり。〜204号室「ジャパニズム」〜

今回は、ものづくりビル管理人、神田さんのこだわりを紹介します。
神田さんを見ていると、ものづくりが本当に好きなんだな…と感じます。
好きなことだから、夢中になれる。
好きなことだから、もっと工夫したくなる。
神田さんのこだわりを今回は3つ紹介します。
どうぞご覧ください。

【こだわりその1】
〜マイナスがプラスに変わる時〜

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それは何の変哲も無い鏡に見えます。ですが、何やら開けられるようなのです!
『パカッ!』

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恐る恐る開けてみます。
すると、どうでしょう。鏡は戸棚になっていました。っというか、パイプが通っているではありませんか!
そう。これが、神田さんのこだわり。パイプが通っていて鏡が付けられないならば、それ用の鏡を作ってしまえばいいではないか!
こうして、パイプ貫通型鏡が誕生したのです。

 

【こだわりその2】
〜スイッチが邪魔なら、隠しちゃえばいいじゃん〜

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何やら細長い鏡がありました。これまた、何やら開けられるようなのです!
『パカッ!』

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そこには可愛らしいスイッチが!邪魔なスイッチはこんな工夫で解決できるのです!
そして鏡はこんな細くても役に立つものなのです!!

 

【こだわりその3】
〜床を剥がしたままの質感は一番自然で貴重なもの〜
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光ハイツはRC(鉄筋コンクリート造)です。なので床を剥がすと、コンクリートが出てきます。
そのコンクリートの質感は建築当時のもの。
元々見える場所ではないので、平らではあるものの、その処理は荒くて逆に味わい深いものなのです。
その質感を活かすため、コンクリートステインで表面加工を保護したのみ。
リノベーションならではの魅力を引き出しているのです。
それは、キッチンも。上にあった棚を外し、下地のコンクリートを生かしています。

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以上がものづくり管理人、神田さんのこだわり3つでした。
リノベーションは、マイナスから始まることが多いものです。
ですが、それをプラスに変える工夫をした時、それは個性的な新しいものへと生まれ変わるのです。

(文・六川)

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