映画のメーキングのような動画はありませんが
ラボラトリオTuLuuga(ツルーガ)がスタートするまでのストーリーや、ネーミングについてご紹介します。
◆ 誕生までのストーリー
看板屋の株式会社アドイシグロでは「長野ビンテージビルプロジェクト」を、2013年より始動。
長野市東鶴賀町にある築40余年の賃貸ビル「光ハイツ」を再生してきました。光ハイツを長野の街を豊かにする人との繋がりの拠点として、時が経つごとに愛情が深まり、街に愛される”ビンテージビル”へと育てるプロジェクトです。
その「光ハイツ」の一室に『メヒコ〜MEXICO〜』というお部屋があります。
メキシコのようなカラフルな色づかいと、カウンター・椅子・壁を全て曲線で仕上げた唯一無二の内装に仕上がっています。
こちらのお部屋は、善光寺門前近くにマゼコゼというお店を構える現代美術家の小池雅久さんと奥さんのつねこさんにプロデュースしていただきました。
ありがたいことに『メヒコ』を愛する入居者さまが大切に住み継いでいってくださっています。
お住まいなので当然気軽に訪問することは出来ません。
幸か不幸か、『メヒコ』大好きオーナーの石黒は『メヒコ』に入りたくても入れない!という事態に...。ん〜困ったぞ...
『メヒコ』のことを忘れられないまま忙しい日々を過ごす中。。。
「そうだ!また創ればいいんだ!」と思い立った石黒。
『メヒコ』の時にお世話になったマゼコゼの小池夫妻に相談に行きました。
ツルーガのリノベーションも快く協力してくださった小池夫妻。
今回も素敵なアイデアと技術でたくさん助けていただきました!
美術家小池さんのスペース造りは建設工事現場とは違います。 なので、GEMBAと書いてみました。 GEMBAには色々な人がやって来ます。 小池さんの考えを理解し尽くしている仲間のみなさんや、遠方から遊びに来た美術系のお友達や、 御縁あって長野に滞在していた大学生まで。 アドイシグロに職場体験に来た中学生も飛び入り。 色々な人の手が入った味噌は菌が豊富で美味しくなるように、色々な人の手が入ったスペースは多様で豊かになるようです。 光ハイツが目指すビンテージビルも同じ考えなので、 それを既に実践している小池さんのGEMBAは、造っている時間もとてもとても豊かで素敵な時間でした。
◆ 名前は「TuLuuga」(ツルーガ)です !
ツルーガのある上千歳町や、東鶴賀・権堂のエリアは「大字鶴賀」と呼ばれています。 その地名から名付けました。それをちょっとスペイン語っぽい発音に変換。 総称は、ラボラトリオ「TuLuuga(ツルーガ)」 魅力的なカーブを描くキッチンは、ガヤガヤキッチン「TuLuGaYa(ツルガヤ)」 舞台付きの研修スペースは、アカデミア「TuLuLu(ツルル)」 美術家小池さんの作品などが並ぶアートギャラリースペースは、ガレリア「TuLuTuLa(ツルトゥーラ)」 スペースごとに名前が異なるのは、看板屋さんのアドイシグロがたくさん看板を作れるように。 鶴賀エリアのシンボル的な存在になれるよう。 いろんなイベントと共に街に浸透し、人々に愛される場所になりますように!