鉄加工アイアンレッグWSを開催!

鉄工体験――アイアンレッグを造るワークショップ、餅つかない大会でも大好評で希望者全員に参加して頂けなかったので、今回、熱いアンコールにお応えし、再度開催致しました。

このアイアンレッグを造るワークショップでは鉄工の基本的な作業を体験して頂きました。
鉄をメタルソーという機械で切断し、アセチレンガストーチで赤熱させグニャ~リと曲げ加工。仕上げは皆さん待望の溶接!という流れです。

今回の参加者は皆さん女性でしたが、メタルソーはとても重いバーを操作しなければなりませんし、アセチレンガスは料理で使うガスレンジの何倍も大きく高温の炎が出ます。
「重~い!」「怖~い!」「熱~い!」
始まって直ぐはどうなる事かと思いました。でも、たくさんのゴツい機械だらけの鉄工場や鉄の質感などを「かっこいい~!」と絶賛。
鉄工なんて男の領域だと思っていたのですが、そうではないんですね。
また、「ハンダとどこが違うの?」「この炎は何度ですか?」と鋭い質問も。体験するだけではなく、深く興味を持って頂けたようでありがたいですし、意外な反応にビックリでした。

いよいよ溶接ですが、溶接の際にアーク放電の強烈な紫外線など有害光線が発生して、眼や肌を傷めてしまう為、溶接用遮光保護面を着用します。
突如アドイシグロ鉄工場内はダークサイドと化し、なんとダースベイダーが3人も…。対するは懐かしの秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャー。

暫しお互いの雄姿に盛り上がってから溶接を開始。
まずはお手本という事で、
バチバチッ!ビッカ―ッ!

大きな音と強烈な閃光に今回参加のヒロイン達のビビりは頂点に達しました。練習もそこそこに本番の溶接作業に入ります。最初はおっかなびっくりでしたが、ひとつ溶接が出来たところで、一瞬で鉄同士がガッチリとくっついてしまう事に感動を覚えた様子。
少しづつ溶接作業を進める内に恐怖も薄れ、何となく要領が掴めたのか、アッという間にアイアンレッグは片足が出来上がりました。

順番に溶接をしてもらっていたのですが、自分の番まで手持無沙汰かと思いきや、アドイシグロは、ただの鉄工場ではありません。アイアンレッグと組み合わせる天板も同時に作っていけます。

溶接作業のすぐ隣ではスライド丸鋸で2x材をカットして、木材保護塗料キシラデコールを塗ったり、ワックスをかけたり…
もう片足は慣れたもので皆さんテキパキとバチバチッ!ビッカー!

木工・塗装作業で出来た天板と合わせて組立てたら完成です。
カッコいい!
ヴィンテージ感あふれる渋ーいテーブルやベンチが並びました。

買ってきた物のような奇麗な仕上がりになるかは別として、「意外と溶接って出来るんだ!」と感じて頂けたんではないでしょうか。そうです、誰でも出来るんです。
只、溶接の道具と場所はなかなか準備できないですよね。アドイシグロには溶接の道具と場所が、そして、優秀な(?)スタッフが揃っています。
溶接をしてみたいと思っている方、今後もまだまだ溶接体験で色々な物を造っていきたいと企画していますので、機会があれば是非ご参加ください。お待ちしておりま~す。

K&A