長野調理製菓専門学校様〜食は命をつなぐ〜

長野調理製菓専門学校様の看板を施工させていただきました。

長野調理製菓専門学校は、長野市早苗町。アドイシグロからも徒歩数分の所に位置しています。
今回は、袖看板、屋上看板を施工させていただきました。

「おいしい」より大切なもの

1年制の調理師学科と、2年生の調理製菓学科の2つを有する長野調理製菓専門学校。厚生大臣指定養成施設として、長年に渡り多くの調理師を育成してきました。
そんな長野調理製菓専門学校が大切にしていることが「安全なもの」です。

「ヒゲを生やし、ピアスをして、髪もボサボサ。そんなお寿司屋さんがいたら嫌じゃないですか。それは極端な例にしても、衛生面・安全面は一番大切なことです。それは“おいしい”よりも大切なことと言えます。」
食の安全性への意識の重要性を校長先生の石坂さんは語ります。

その他にも、人の手助けをする「奉仕の心」や「協調性」、「おもてなしの心」など、学校として大切にしていることを教えていただきました。

看板について

今回は、袖看板と屋上看板の2カ所の施工をさせていただきました。

提案書

屋上看板

新幹線からも見える屋上看板。リニューアル前のグレーの下地から、白いバックにすることで、視認性の高い看板になりました。

袖看板

こちらも、白いバックが引き立つ清潔感ある印象に変わりました。

金の卵を育てる

看板に入っているのは、金の卵をモチーフにしたロゴマーク。
高校を卒業して入ってくる、学生達をイメージしているそうです。

「物を作るのが大好き!」
「食べるのが大好き!」
「“おいしい”って言ってもらえるのが大好き!」
そんな思いを持った多くの学生が毎年入学してくるそうです。

実習室では、インタビューにお伺いした日もコック帽を被った学生たちが、彩り豊かな料理を作っていました!

※ロゴマークはアドイシグロでデザインしたものではありません。

長野という地で

豊かな自然を有する長野。
山菜やキノコ、四季折々のおいしい食材がある長野。

地域に根付いた調理製菓専門学校を卒業した学生が、様々な場所で長野の豊富な素材と食文化を広げていってくれたらいいな…そんなことを感じました。

最後に〜命をつなぐ〜

今回、校長先生にお話をお伺いして、一番心に残っている言葉があります。

「料理は命をつなぐ仕事。食べ物に対する敬意をもって、自然の恵みをありがたくいただくこと。」

食べることは、生きること。
=生きるを作る仕事。

それってすごくすごく素敵な仕事だなと感じました。

食への愛情、自然への感謝。
それを改めて考えるきっかけになりました。

今回はありがとうございました。
長野調理製菓専門学校様のさらなるご発展をお祈りしております。

(文・六川)

長野調理製菓専門学校様のwebサイトはこちら
https://www.isizaka-gakuen.com/cook/index.php

アドイシグロ2階作業場リノベーションレポート第三弾!

前回までのレポートはこちら

リノベレポート01 http://ad-ishiguro.com/blog/2215/
リノベレポート02 http://ad-ishiguro.com/blog/2315/

前回に引き続き、アドイシグロの2階作業場リノベーションの続きをご紹介いたします!

今回はついに、製作部の個人デスク~道具棚エリアに着手します。

過去の使用状況から考えると、製作部員が個人デスクを使う時間というのは1日の中でも限られたわずかな時間という事が見えてきていました。そこで、これまでの個人デスク制を廃止し、フリーデスク制へと変更。前回のレポートで製作したロングデスクを自由に使えるようにします。

入口からも遠い個人デスクスペースには使用頻度が低いものを配置します。
このスペースの使用頻度が少なくなったため、空間としても大きく仕切りを付け、光熱費の削減
を狙いました。作業場は大きな看板も作成できるよう広い作りになっているため、夏暑く、冬寒いのです。これで空間的には約20%のロスカットになったはずです。

大移動の末個人デスクが無くなってしまった制作部ですが、自分の荷物を置く場所や日報などの記入作業もあります。そこでこれまで道具を収納していた棚をリメイクして全員に個人棚を振り分けることにしました。個人の荷物や道具はこちらに収納しつつ、スタンディングデスクとしても利用可能です。側面にはフックや鍛造技術を使ったタオル掛けもあります。

一方、リメイク前の道具棚は使用頻度に見合わない配置になっており、そもそもどこに何があるか新人には分かりにくくなっていました。これでは必要な物の場所を探すだけで時間がかかってしまいます。

これまで背の高い棚でふさがれていた窓を開放し、そこへ棚を作ります。収納ケースを統一し、道具類を集約させます。
基本的に木材を露出させる作りなので、今後仕事の内容が変化し、収納するものが変わっても我々であればすぐに棚の高さや仕様を変えることもできます。

思ったよりモノが多かったため当初の予定からの変更もありましたがかなり把握しやすく、明るい収納スペースになったのではないでしょうか。個人的には煩雑だった情報を整理するのは好きな方でして、日々黙々とビスを整理してしまいました(笑)

長くなってしまいましたが今回のレポートはここまで。
次回は水回りと完成品置き場をレポートします!

単にリフォームするのではなく過去の問題を解決し、新たなinnovation(革新)が起こるように仕掛けを作っています。長野ビンテージビルプロジェクトでは賃貸だけではなくオフィスや作業場のリノベーションなども手がけていきたいと考えています。

(文・尾藤)

長野ビンテージビルプロジェクトって何?
http://ad-ishiguro.com/hikariheights/project

長野・ものづくりビル・光ハイツ

リノベーションの様子はSNSでも更新中!

光ハイツ Instagram https://www.instagram.com/hikari1978/

Twitter https://twitter.com/nagano_hikari

facebook https://www.facebook.com/hikariheights/