先日のとある昼下がり。
製作場の机の上。
尋常でないオーラを纏う筒型の物体。
この、長野県民ならどこかで必ず目にしたことがあるであろうフォルムと色彩の正体は・・・
そう、根元 八幡屋礒五郎の七味唐辛子缶です。
直径25センチ、高さは台座も入れて50センチ。
下には丸い台座がセットされており、台座から伸びるコードにはスイッチがついています。
スイッチON!
「うぃ~~~~ん」と鈍い音を立てながら回りだす七味唐辛子缶(巨大)。
この時の感動と興奮を写真でお伝えできないのが残念でなりません・・・。
窓から差し込む柔らかな光が、回る七味唐辛子缶を優しく包みます。
後ろもばっちり。↓
胴部分は塩ビ管にインクジェット出力したシートを貼り込み、蓋は鉄板を曲げて溶接して焼き付け塗装仕上げ。
ちなみに、胴は七味唐辛子缶特有のメタリックな質感を再現するためにシルバー地のシートに出力。
口の部分も濃いグレーのシートを重ねてあるので、傾けて振れば中から七味唐辛子がぱらぱら出てきそうですね。
※注:中は空洞です※
そっと添えられた小さな七味唐辛子缶(本物)と比較しても遜色ない出来栄えに、担当営業の矢作も「いいっしょ(笑)」と満足そうな表情で七味唐辛子缶を見つめています。
この職人の意地と遊び心が詰まりに詰まった七味唐辛子缶は、新しくなったMIDORI内店舗にて展示されています。
皆さん、MIDORIにお立ち寄りの際は是非ともこの七味唐辛子缶オブジェ(回転式)を見に来てくださいね!
それではっノシ