アドイシグロ2階作業場リノベーションレポート第三弾!

前回までのレポートはこちら

リノベレポート01 http://ad-ishiguro.com/blog/2215/
リノベレポート02 http://ad-ishiguro.com/blog/2315/

前回に引き続き、アドイシグロの2階作業場リノベーションの続きをご紹介いたします!

今回はついに、製作部の個人デスク~道具棚エリアに着手します。

過去の使用状況から考えると、製作部員が個人デスクを使う時間というのは1日の中でも限られたわずかな時間という事が見えてきていました。そこで、これまでの個人デスク制を廃止し、フリーデスク制へと変更。前回のレポートで製作したロングデスクを自由に使えるようにします。

入口からも遠い個人デスクスペースには使用頻度が低いものを配置します。
このスペースの使用頻度が少なくなったため、空間としても大きく仕切りを付け、光熱費の削減
を狙いました。作業場は大きな看板も作成できるよう広い作りになっているため、夏暑く、冬寒いのです。これで空間的には約20%のロスカットになったはずです。

大移動の末個人デスクが無くなってしまった制作部ですが、自分の荷物を置く場所や日報などの記入作業もあります。そこでこれまで道具を収納していた棚をリメイクして全員に個人棚を振り分けることにしました。個人の荷物や道具はこちらに収納しつつ、スタンディングデスクとしても利用可能です。側面にはフックや鍛造技術を使ったタオル掛けもあります。

一方、リメイク前の道具棚は使用頻度に見合わない配置になっており、そもそもどこに何があるか新人には分かりにくくなっていました。これでは必要な物の場所を探すだけで時間がかかってしまいます。

これまで背の高い棚でふさがれていた窓を開放し、そこへ棚を作ります。収納ケースを統一し、道具類を集約させます。
基本的に木材を露出させる作りなので、今後仕事の内容が変化し、収納するものが変わっても我々であればすぐに棚の高さや仕様を変えることもできます。

思ったよりモノが多かったため当初の予定からの変更もありましたがかなり把握しやすく、明るい収納スペースになったのではないでしょうか。個人的には煩雑だった情報を整理するのは好きな方でして、日々黙々とビスを整理してしまいました(笑)

長くなってしまいましたが今回のレポートはここまで。
次回は水回りと完成品置き場をレポートします!

単にリフォームするのではなく過去の問題を解決し、新たなinnovation(革新)が起こるように仕掛けを作っています。長野ビンテージビルプロジェクトでは賃貸だけではなくオフィスや作業場のリノベーションなども手がけていきたいと考えています。

(文・尾藤)

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