打ち合わせ室リノベーション『TIME』6月のアイデア出しをふり出しに、コンセプトや具体的なデザインの検討が重ねられてきました。ここからいよいよ実現へ向けての工事を進めてゆきます。8月某日、その第一歩となる解体工事の様子を今回はお伝えします。
応接セット棚等を一旦退避し、まず取りかかったのは床材の撤去。フローリング風のマットを剥ぎ取り、その下のベニヤを取り外してゆきます。釘抜きやバール、時には丸鋸を使いながら4時間ほどかかって作業完了。8月にしては肌寒い日でしたが、作業を終えたプロジェクトメンバーの額には汗が。
床が終わったところで今度は壁。化粧板代わりの石膏ボードを剥がしてゆくと、ものの1時間ほどでコンクリートブロックの壁が姿を現しました。写真は南面を写したものです。この状態でも十分味がありますが、『TIME』＝時間の流れが感じられるような空間づくりに向けてアドイシグロの「ものづくり」が進められてゆきます。
（文／太田）
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